山の神
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それは母方の祖母の家に遊びに行った時のことだ。 家に着くと僕はいつものようにすぐに裏山に昆虫採集に行った。 虫取り網と虫かごを持って。 そして昆虫採集に夢中になっていると、不意に聞こえてきた。 「ほーう、ほーう」 ――えっ? それは頭の上から聞こえた。 見上げるとそこにいた。 藁でできた衣装を身にまとった、不自然なほどに大きな頭で大きなぎょろ目の中年男が宙に浮いていた。
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