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それはある学校帰り。
いつものように一人帰路に着いていた。
「お嬢ちゃん!!危ないよ!!!」
後方より聞こえたブレーキ音、私が振り返った時にはもうトラックが目の前に来ていた。
あまりにも咄嗟のことで私は固まってしまった。
ギュッと目を瞑っても目の前が明るい。
あぁ、私は死んだんだ…
そう思っていた。
トラックに轢かれたはずなのに何の痛みも感じない身体を不思議に思い、私は恐る恐る目をひらいた。
これで最初に戻る。
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