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「ちょっ・・・二千翔汚い・・・え?1号さん?」
本気で離させるつもりはないんだろう。オレの頭を掴んだ手は優しく添えているだけだ。
そんな風磨を咥えながら上目遣いで見ると、驚いたように瞬きを繰り返している。その顔がおかしくて、ふふっと笑ってしまった。それがまた刺激になったのか、そこがビクンとなる。
ずっと触りたくて、ずっと口に含みたかった。
風磨は当然のようにオレのを口でしてくれて、時には堪えきれずに出してしまったものを飲んでくれたのに、オレには触ることさえさせてくれなかった。だけどそれを、やっとすることが出来た。
オレは満足して口を離した。
本当は最後までして風磨のものも飲んでみたかったけど、それは今度に取っておこう。とりあえず、あまり上手くはなかったであろうオレの舌使いでも大きくなってくれたそれを口から離す。
MAXかな?
じっと見て確認。
そして身を起こしてキャビネットに手を伸ばすと、オレは2号さんと3号さんを手に取った。それを訳が分からないと言った顔で風磨が見る。
そんな風磨の昂りを真ん中に2号さんと3号さんを並べると、ほらピッタリ。
「そっくり。オレの記憶力ってすごくない?」
そこに並んだ卑猥な代物は、大きさ太さ、そして色と形がそっくりだった。
「・・・・・・え?」
風磨は自分のものも含めた3本のそれを見て、次にオレを見る。
「風磨のを思い出して似たのを探すの大変だったんだぞ。お前が触らせてもくれないから、見た目とゴムのサイズで大きさ想像してさ。あと形。お前の結構きれいな形だったから良かったけど、一般的な形じゃなかったらオーダーメイドするところだったよ」
でも柔らかさがちょっと足りなかったな・・・。でもそれは、触ったことがなかったから仕方ないか。
でも見た目はバッチリでめっちゃ満足。
自画自賛で喜んでるオレをどこか引いた目で風磨が見てる。
「じゃあ、1号さんは・・・」
ぼそりと呟くその声に、2号さんと3号さんを戻したオレは優しく風磨の昂りを手で包み込み、その先にキスをした。
「この子だよ。この子に似てるのを探して初めて買ったのが2号さん。それからそれに満足したから、同じ物で動くのが欲しくなって買ったのが3号さん」
2号さんは自分で動かさなきゃいけないから、ちょっとイメージと違ってて・・・だってオレ、ベッドの上では完全にマグロだったから。でも2号さんは2号さんでよかったのでそのまま使っている。それで3号さんは挿れてしまえばあとは自分で動いてくれるので、よりリアルに風磨を思う事ができるのでオレにとってはベストだ。
だけどやっぱり・・・。
「1号さんがいい・・・」
目の前の風磨の昂りは、こうして見ると玩具とは全然う。
やっぱり本物には敵わないよね。
話が長くなったせいか、それは先程よりも元気がない。だからオレはそれをまた咥え様と口を開いた瞬間、風磨に肩を押されて後ろに倒され、その勢いのまま両足を大きく開かれた。そして膝裏を掴まれたと思ったらいっきに胸につきそうなくらい折り曲げられる。
「あ・・・ん・・・っ」
瞬間持ち上がって顕になった後孔に、風磨が舌を這わせる。その感触に電気のように快感が背筋を這い上がり、オレは背を仰け反られた。
先程したばかりのそこは柔らかく、容易に舌を入り込ませる。そこを風磨は舌を細く尖らせ、何度も出し挿れを繰り返しながら唾液で潤す。
「あ・・・ぁ・・・んぁ・・・」
バイブとも指とも違う舌がまるで生き物のようにそこを出入りし、それだけでオレは上り詰めていく。
「やめ・・・はなれ・・・て・・・」
急激に駆け上がって来る快感に、オレは風磨の髪を引っ張る。けれど止まらないその行為にオレの昂りはあっけなく爆ぜてしまう。
勢いよく飛んだ白濁は胸を汚し、下肢はビクビクと震える。そしてようやくそこを離れた舌に身体が弛緩したその瞬間、風磨は一気にその昂りを穿った。
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