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「私の名前は詩音、よろしくね!」
その女の子の名前は亡くなった私の双子の姉と同じだと思いながら私も、
「私の名前は凛音です。
よろしくお願いします。」
と返事をすると、
「知ってるよ!」
という言葉が返ってきた。
私が少し不思議に思っていると詩音と名乗るその女の子が、
「座って話そう!」
と言ってくれたので長椅子に2人で並んで座ると、
「私のことは詩音と呼び捨てにして、タメ口で話していいからね!
私も貴女のことは凛音って呼ぶから…」
と詩音が言葉をかけてくれた。
こんな時、私は何を話したらいいのかわからなくて、
「詩音の家はどこ?」
と質問した。
すると詩音は、
「それは私にもわからない!」
という不思議な返事があって私がさらに混乱していると、
「1つだけわかっていることは、私は凛音の姉だということ…」
と教えてくれた。
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