双子の姉

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美心はスレンダーで身長が私より少し高い165Cmで、髪形はショートの黒髪のストレートでとてもきれいな顔立ちで美人系で清楚な美しい美少女といった感じだった。 その後も美心とは高校の教室でよく一緒に話すようになり、高校が休みの日は一緒にショッピングしたり映画を観に行ったりと、よく一緒に遊ぶようになった。 私は美心の前では素直で正直な自分でいることができることに気が付いて、美心とは友達として信頼関係ができていることを実感した。 高校3年生で美心という親友ができたことは、私の人生にとってとても幸運なことだと感じていた。 私は時間があるときは、青木ヶ原の樹海入口に行って、トンネルを抜けて姉の詩音に会いに行っていた。 詩音はいつも私の悩みを聞いてくれて、私はこうして詩音に会って悩みを相談することが、とても楽しい時間になっていた。 姉の詩音と友達の美心は、私にとってとても大切な存在になっていて、いつも1人でいることが多かった私の生活が一変した。 私は高校では美心とよく一緒にいる時間が多くなったけれど、少しずつ美心以外の友達とも仲良く話をするようになった。 そんな感じで私の友達の輪は、少しずつ広がっていった。 このように私に友達ができたのは、姉の詩音が私にアドバイスしてくれて、私に自信を持たせてくれたからだと思っている。 私は高校を卒業したら東京の大学への進学を希望していて、夏休みが終わった頃から受験勉強で忙しい毎日を送るようになった。 友達の美心も東京の大学への進学を希望しているようで、よく一緒に勉強するようになっていた。 冬休みに入ると私と美心は一緒に東京の予備校に通って勉強するようになって、お互いに勉強を教え合ったりして2人で頑張っていた。 私は受験勉強で行き詰った時にも時々青木ヶ原の樹海入口に行って、トンネルを抜けて姉の詩音に会いに行っていた。 詩音に会って私が悩みを打ち明けると私は詩音に話をしただけでも、いつも心の中の重荷が少し軽くなるような不思議な感覚を覚えていた。
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