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送 辞
卒業、おめでとう。
様々な学校を離れて
社会の扉を開ける君達。
期待と不安でいっぱいかと…
いや…不安だらけでないのかと
思います…。
社会の道が…少しでも
歩き良いといいのだけれど、
舗装してきたつもりの
我々大人は、
道具を間違えたのか…
それとも、素材を間違えたのか…
凸凹の水溜りだらけの
歩くと泥の跳ね返るような
悪路を…そんな社会を
作ってきたような気がして
申し訳ないような気持ちです。
この先は、
君達が均す道端に
希望の花が咲くように
共に歩んでゆきたいと
考えています。
どうか…君達の背景が
寂寥だらけであったとしても
その真っ直ぐな瞳は
失わないで下さい。
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