学校の爆弾をしかけた犯人判明

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学校の爆弾をしかけた犯人判明

爆弾を外した。 危なくない場所に持っていった。 犯人は爆弾が外された事に気がつかず 爆弾が爆発する予定の日に爆弾のスイッチを押すが爆発をしていると思っている。実際には爆発してない。 気がついた時に何処かで苦虫を噛み潰したよう顔をしているんだろう。 また学校に送られてきたメール。 『貴方達の大事な生徒に爆弾をつけたとメールがきた』 爆弾をつけた生徒が学校を出向いた。 それは清水さんだった。 英史郎『大丈夫か?』 清水『大丈夫です』 英史郎『誰にやられたのか、解るか?』 清水『いいえ。わかりません。』 英史郎『爆弾を処理する。爆弾を鎖で巻かれて南京錠でしめられてるから鍵がないと……。もう時間ないじゃん。コード切るしかないか。じゃあ思いきって赤切ろう』と言うと 清水の体がピクッと動いた。 怖くて動いたのか? まさか 赤いコードを切ってはいけないことを知っているのか? 英史郎『青色のコードを切ろうかな?』 清水は微動だにしない 英史郎『青色のコードにしようかな?どうしよう……』とぶつぶつ言うと 清水『ぶつぶつ言うな。さっさと切ってよ』と怒りながら言う。 英史郎『先生にむかってその口の聞き方は、なんだ』 清水『それはすみません。なかなか決めずにぶつぶつ言うから腹が立ちました』 英史郎『ごめんね。しつこくて。清水さん聞きたいんだ。君なら何色を切る?』 清水『青色を切って下さい』 英史郎『なんでだ?』 清水『その方が良いかと思っただけです。』 英史郎『なんで爪が黒いんだ。しかも変な臭いがする』 清水『これは……』 英史郎『まさか、清水が犯人か?』 清水『爆破ボタンを…』 英史郎『やめろ』 英史郎は清水の手を押さえた。 清水は泣く。 清水『あなたは良いですね。出世して学長までのぼりつめて。だけど私は、ずっと、してもない不倫の噂をされて就職しても、なお、不倫をするかもしれないって言われて、私がどれだけ辛かったか、貴方には解りますか?解りませんよね。私の気持ちなんて』 英史郎『解らないよ。じゃあ僕が大事にしてる生徒や探偵学校を破壊されるかもしれないっていう状況の僕の気持ちは貴方に解りますか?』 清水『えっ?なに話をすり替えてるんですか』 英史郎『不倫って噂になってしまったことはすまない。不倫したって思ってる人は大勢居るかもしれない。信じてる人も中には居るんだよ。清水が真面目に生活すれば、この人は不倫する人じゃないって思ってくれるかもしれないんだよ』 清水は目が腫れるまで泣いた。 英史郎『清水、教えてくれ何色を切れば良い?』 清水『青色を切って下さい』 英史郎『清水を信じる』と言いながら青色のコードを切った。 英史郎は警察を呼ばなかった。 生徒達には『犯人は捕まったので大丈夫です。来週月曜日から再開致します。』と学校の連絡を知らせるアプリを使い、お知らせをした。
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