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凄く凄く凄く遅めの新婚旅行
英史郎は新婚旅行をしてないことを後悔していた。
英史郎は乙葉に話す。
『そういえば新婚旅行してないね』
乙葉
『今さらなに言ってるの?』
英史郎
『いや~、実はさ、新婚旅行に行けてないこと、後悔してるんだよね。今さらなんだけどさ』
乙葉
『じゃあ行こうよ』
英史郎
『凪は、どうするんだよ』
乙葉
『凪~行く~?』
凪
『良いよ。もう小さい子どもじゃないんだよ。』
英史郎
『そうだな』
凪
『留守番ぐらい出来るよ』
凪は高校3年生、もうすぐ卒業して探偵学校の道に進む予定だ。
英史郎『じゃあ留守番、頼もうかな』
英史郎と乙葉はハワイに行くことにした。
まさかハワイに行って、あんなことになるなんて誰も予想していなかった。
ハワイに着いてダイヤモンドヘッドにいく2人。
ダイヤモンドヘッドを見ると"君の名は"を思い出していた。
乙葉『なんかさ、ここの場所、何か見たことある気がする。似てるだけか』
英史郎・乙葉『君の名は』
乙葉『やっぱり夫婦だから私の気持ちもなんとなく解ってくれるのね。それか似たような考えなのかしら』
久しぶりにラブラブな雰囲気を醸し出した。
英史郎『しかもさ乙葉と三葉似てない』
乙葉『じゃあ、あなたは瀧くん?全然似てないわ』
英史郎『似てるじゃん。純粋で一途な所とか』
乙葉『そうだね。でも名前は全然似てないじゃん』
英史郎『そういうことか』
30分後、人生が変わる出来事があろうとは2人は考えもしなかった。
2人はダイアモンドヘッドから離れてカラカウア通りを目指した。
カラカウア通りに着くと
突然ピストルを向けられた。
英史郎は乙葉を守るように乙葉の前に立つ。
ピストルを向けてきた人は英語で話している。
だけど2人は解らなかった。
誰かが警察を呼んでくれた。
ピストルを向けてきた人は慌てて英史郎の頭をうち、逃げて行った。
乙葉『誰か!助けて!!』
救急車が来て英史郎は運ばれていく。
救急車に乙葉も乗った。
乙葉は自然と涙が頬を伝う。
乙葉『英史郎、英史郎、死なないで』
乙葉は、おもわず英史郎をゆすってしまう
救急救命士『ゆすらないで下さい。』
病院につき治療が始まった。
英史郎は、どうなるだろうか?
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