英史郎が探偵になった理由と奥さんになる方と付き合うまで

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英史郎が探偵になった理由と奥さんになる方と付き合うまで

石原嵬竜(かいり)のように復讐の為に探偵になり探偵学校に来る方が居るのかと思ったら 探偵学校の先生になって 指導をして素晴らしい探偵を育てたい 復讐の気持ちがあるのなら その気持ちを聞いてあげて 復讐の気持ちをなくしたい と思った。 英史郎の最後に愛した女性。 妹尾乙葉(いもお おとは) 出会いは というと 妹尾乙葉が探偵事務所に依頼に来たことである。 その時 妹尾乙葉は20歳 英史郎24歳 妹尾乙葉の依頼は 財布の盗んだ犯人を見つけて欲しいとのこと 大学の飲み会 前までは 財布は あったが 大学の飲み会の会計の時に財布がないことに気がつく。 飲み会のメンバーは 高橋 田中 伊藤 渡辺 山本だ。 みんな女性。 財布は鞄の中に入れてあった。 鞄から離れたのはトイレと電話があった時で トイレに行った時間は夜の8時ぐらいで6分ぐらい離れた。 電話の時間は夜の9時ぐらいで3分ぐらい離れていた その時に犯行に及んだのか? 英史郎は飲み会メンバーと話すことにした。 高橋『妹尾さんが電話に行ってる間に田中さんが妹尾さんの鞄を触っていました。』 英史郎『それは何時頃ですか?』 高橋『多分、8時過ぎぐらいだと思います。』 田中『妹尾さんが電話をかけてる時に伊藤さんが鞄を触っていました』 英史郎『それは何時頃ですか?』 田中『9時頃です。』 伊藤『妹尾さんがトイレしている時に渡辺さんが妹尾さんの鞄を触ってましたよ』 渡辺『妹尾さんが電話している時に田中さんが妹尾さんの鞄を触ってましたよ』 山本さん『妹尾さんがトイレに行ってる時に渡辺さんが妹尾さんの鞄を触っていました。』 以下の証言により妹尾さんの鞄を触っていたのは 渡辺さんと田中さんと伊藤さん?ですね。 なぜ触っていたのか1人ずつ尋ねてみると 英史郎『なぜ、渡辺さんは、妹尾さんの鞄を触ったんですか?』 渡辺『妹尾さんがトイレに行って 妹尾さんから『鞄を持ってきて欲しい』と言われて鞄を触りました。』 英史郎『鞄を持って行って、あげただけで鞄の中身には触れてませんよね』 渡辺『はい。鞄の中身は何も触ってません』 英史郎『田中さん、なんで妹尾さんの鞄を触ってたんですか?』 田中さん『妹尾さんの鞄の中身が落ちそうだったので元に戻しました』 英史郎『鞄の中身を触ったということですか?』 田中さん『はい』 英史郎 『伊藤さん、なぜ妹尾さんの鞄を触ったんですか?』 伊藤さん 『え?私は妹尾さんの鞄を触ってませんよ。自分の鞄は触ってると思いますが……』 え?どういうこと? 伊藤さんは妹尾さんの鞄に触れてない。 もう1回 証言を確認してみよう 田中さんが『妹尾さんが電話をかけている時に伊藤さんが鞄を触っていました』 あ~ 伊藤さんが鞄を触ってました。 てことは 妹尾さんの鞄を触っていたとは限らないって事だ だから妹尾さんの鞄を触らずに 伊藤さんは自分の鞄を触ったともいえるんだ。 渡部さんは鞄の中身を触ってないって言っていたから 1番 怪しいのは 田中さんだ。 しかも田中さんが妹尾さんの鞄を触っていたと証言していた方が2人も居る。 田中さんと話をしようと英史郎は思いました。 英史郎『田中さん、貴方が 『妹尾さんの鞄を触っている』 と言った方が2人もいらっしゃるんですよ』 田中『2人もですか?』 英史郎『はい。田中さんが言っていた事を 伊藤さんに確認したら 『妹尾さんの鞄は触ってない。自分の鞄を触っただけ』と言っていました。 田中さんも『伊藤さんは鞄を触った』 と言いましたが『妹尾さんの鞄を』とは 言ってませんよね』 田中『だから私と?(私が犯人と言いたいの?という気持ち)他の方は?』 英史郎『渡辺さんは『鞄は触ったが鞄の中身を触ってない』と言ってるんです。 田中さん、貴方だけですよ。 『鞄の中身を触った』と言っているのは』 田中さんは開き直ったように話し始めた。 田中『そうだよ。私が財布を触ったよ。お金がなかったから借りようと思ったんだ』 英史郎『じゃあ、そう言えばいいじゃないか、それか飲み会なんて行く必要ないでしょう』 田中『行かなかったら仲間はずれにされるかもしれないと思ったんだ』 田中さんの地元は田舎だった。 大学は都会なので 田中さんは1人暮らしをしないといけない。 その為、大学の学費やアパートの家賃や食費など 凄くお金がかかる。 田中さんの親は田中さんに 『大学の学費や家賃は払うけど食費や光熱費は田中さんがバイトで働いてどうにかしてくれ』 と言ったらしい 田中さんはバイトをしているが バイトでの仕事ぶりは 田中さん自身は一生懸命やっているがミスしたり なかなか覚えられない為に バイトであまり稼げる事ができない なので食費や光熱費を節約している。 そこに飲み会の話があり 『行けない』と言うと仲間はずれにされると思い 誰かの財布を盗んで生活費や飲み会のお金を払おうとしていたのである。 田中さんは窃盗の罪で 10年以下の懲役又は50万円以下の罰金となった。 依頼が解決し とある日 英史郎はコンビニに立ち寄ると そこにはコンビニの店員の妹尾さんが居た。 妹尾『この前の依頼を解決して頂いてありがとうございます。』 英史郎『いえいえ。』 妹尾は『良かったら』と オマケでチョコレートを英史郎に渡した。 英史郎『チョコレート代は何円ですか?』 妹尾『大丈夫です。お礼の気持ちだと思って貰って下さい』 英史郎『ありがとうございます』 後で妹尾がチョコレート代を払った。 英史郎は妹尾の事が初めて会った時から気になっていた。 偶然にも立ち寄ったコンビニが妹尾のバイト先である事に運命的な出会いを感じた。 この運命を逃してはいけないと 英史郎は1週間に1回は そのコンビニに通った。 でも妹尾のバイトのシフトが入ってない事もあり 1ヶ月に2回ぐらいしか会えない状態だった。 英史郎は それでも コンビニに出向く。 今日は妹尾に会えますようにと願いを込めて 英史郎は妹尾に会うと 英史郎『今日は暑いね』と話しかけたり 『コンビニのおすすめ商品』を聞いていた。 コンビニにで買った缶コーヒーを妹尾にあげたりもした。 3ヶ月経った 妹尾がコンビニを訪れた英史郎に 『今度、お祭りあるみたいですね』 英史郎『行きますか?』 妹尾『ぜひ行きたいです!!』 2人は祭りに出掛けた。 焼きそばや じゃがバターや かき氷を食べた。 どちらが金魚を多く取れるか競ったりもした。 妹尾は金魚が全然取れなくて 英史郎は金魚が多く取れた。 金魚が10匹も取れた。 5匹ずつ分けて持ち帰る事にした。 ヨーヨーつりもしたが なぜか英史郎は取れずに妹尾だけがヨーヨーを取れた。 射的は英史郎が得意で多くの商品を取った 射的の屋台のおじさん 『兄ちゃん、上手だね。商品がなくなっちゃうよ。彼女さんにとって自慢の彼氏だね』 2人はカップルじゃないのにと思いつつ カップルという言葉に意識して頬が赤くなる。 お化け屋敷が見えた 英史郎『お化け屋敷に入ろうよ』 妹尾『お化け屋敷苦手で』 英史郎『僕が守るから』 妹尾『わかった』 お化け屋敷に入った2人 妹尾は怖くて英史郎に引っ付きながら 『キャー』と悲鳴をあげる なんとか出口にたどり着いた 2人は そうやって お祭りを楽しんだのだった。 いつものように英史郎はコンビニに寄る 英史郎『金魚は元気?』 妹尾『それがさ元気じゃないんだよね。どうすれば良いかな』 英史郎『塩水浴が良いよ。』 そんな話をした。 時が経ち あの殺害予告の紙を貰った日 定時で仕事をおえ 英史郎は妹尾にLINEを送った 『実は僕の殺害予告の紙が会社のポストに入っていて』 妹尾『大丈夫なんですか?心配です。一緒に暮らします?』 英史郎『それは付き合ってないから』 妹尾『付き合って居たら良いんですか?』 英史郎『そうだと思うけど』 妹尾『じゃあ付き合いましょう』 英史郎『じゃあって殺害予告されるかもしれないからってことで付き合うんですか?』 妹尾『それは違いますけど』 英史郎『じゃあ何で?』 妹尾『好きだから心配なんです』 英史郎『僕も好きだけど……でも殺害される可能性だってあるし……殺害予告の件が解決したら付き合いましょう』 殺害予告が終わった後に 英史郎『休みの日に旅行に行こう』 と妹尾を誘いだす。 旅行は 北海道で 2人で行った。 ラベンダーなど綺麗な花が多くあった。 妹尾『綺麗だね』 英史郎『そうだね』 2人はラベンダーなどに目を奪われた 癒される香りがして いつも以上に穏やかな顔になった。 ラベンダーなどがある場所の中にカフェがあり 疲れたので立ち寄った 妹尾『ラベンダーアイスだって、ラベンダーティーも良いな』 妹尾は はしゃいでいる それを見た英史郎は なんだかホッコリした。 妹尾はラベンダーティーを飲んで まったりする。 英史郎はラベンダーアイスを食べて 『どんな味だろうって不安だったけど凄く美味しいじゃん』 英史郎の気持ちもハイテンションになっていく 駅の近くの魚介類が食べられる飲食店に行った。 タコはコリコリで美味しい サーモンもマグロも新鮮で旨味が凝縮していた。 2人は美味し過ぎて何も言わず あっという間に たいらげた。 スキー場にも行った。 英史郎は左右と華麗にカーブをしながら滑っていく。 妹尾は怖くて滑れない。 英史郎は妹尾の元に戻り 『僕の腰に捕まって』と言い 2人は一緒に滑っていった。 英史郎は 兄が今の英史郎のようにしてくれた事を思い出す。 英史郎は目に涙をためる。 スキー場の定番曲が流れる 広瀬香美さんの『ゲレンデがとけるほど恋したい』だ 広瀬香美さんのモノマネしているミラクルヒカルを思い出し 英史郎は笑ってしまう 妹尾『急にどうしたんですか?泣きそうになったと思ったら笑いだして』 英史郎『スキーで兄の腰に手をおいて一緒に滑ったなと思ったら涙が出てきたけど、広瀬香美さんの"ゲレンデがとけるほど恋したい"という歌を聴いて、ミラクルヒカルを思い出し、おもわず笑ってしまったんだ』 日が暮れてきてホテルに行く ホテルからは星空が見えた 妹尾『綺麗だね』 英史郎『そうだね』 英史郎はモジモジしていた 英史郎『あのさ』 妹尾『うん?』 英史郎『僕達、付き合おう』 妹尾『はい。お願いします』 それから2人は正式に付き合い始めた すみません。 結婚する経緯が途中です。 次のページに続きを書きます。 次のページは2人が結婚するまでと 結婚式をぶち壊す(途中か最後まで)
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