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タイトル未定A
今日は二人。
僕と彼女はベッドで眠る。
数時間前と同じ姿で。
彼女は起きて朝食を、
僕はずっと眠り続ける。
部屋にはいつも彼女の声。
僕は黙って鉄のよう。
これが日常。
今日は一人。
僕は家から電話をかける。
たったの一時間20000円。
無駄金のために電話をかける。
部屋はきれいに見せておく。
僕の心は欲望ばかり。
彼女のことなどどうでもよい。
今日は二人。
僕と彼女はベッドで過ごす。
普段は見えぬ肌を見て。
彼女は笑顔で赤面し、
僕は鼓動を響かせる。
彼女の声が耳に届く。
僕は甘い声を聴かせてる。
夜はふたり。
今日は三人。
僕と彼女ともう一人。
焦る僕と喜ぶ彼女。
愛して止んだ僕の心と。
愛され病んだ彼女の心。
関係断たず都合良く。
一生外れぬ足かせを。
罪の代償ひとつの命。
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