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無人島
これは俺が高校生のとき、あったことだ。
☆俺(畑中純平)=高校二年生
☆一岡咲=クラスメイト
横田なつみ=クラスメイト
無人島の砂浜にぼうぜんと佇む三人。
「こんなのきいてないわよ!」
「俺だって知らねえよ。ただの海の沖周遊ツアーだったのに」
俺はポケットから申し込みのチケットを出した。
「ほら、これ『周遊ツアー』って……」
『無人島サバイバルツアー』のチケットだった。
「しまった、まちがえた!」
ここは、ひろい大平洋に浮かぶ小さな無人島である。
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