第6戦  姫の願い

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「ヤッバァァァア!マジキツイんだけどぉ!!」 凛は李牧軍の練兵に参加しながらその過酷さに息を絶え絶えにさせながらも、 しかし全く音を上げない。 むしろ今これに参加出来ていることに狂喜乱舞している。 彼女の今のテンションを例えるのなら 推しのアイドルのライブに参加しているファンのようなものだ。 鎧兜を身に着けて武器を握ったままひたすら何キロを走り込みをし、 10メートル近くの的を弓で射抜く訓練をしたり………… 他にも馬に乗ったまま弓を射る『胡服騎射』を行う。
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