追い出された人

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私は不幸だった。 親は冷たく、貶される。 免許をとった。 運転したいと言っても、車を触らせてくれない。 私はやりがいがある仕事を見つけた。 野菜果物のワゴン販売。 ワゴン販売は車ではなく、手で運ぶもの。 場所は決められているけど、どこの駅に行くかはシフトによって決められている。 駅前の広場で野菜果物を売っていた。 けれど、親からその仕事はダメと言われた。 言われたから、辞めるしかない。 私は早く親から離れたかった。 自由に暮らしたいのである。 野菜果物販売の時に出会ったお客様。 その人と親しく話すようになる。 その時に紹介されたのが宗教。 私は言われるがまま入った。 その結果、親は私がやりたいことを少しでもあるが許してくれた。 車の運転、野菜果物のワゴン販売の1ヶ月延長して働いてもいい。 宗教に入ってよかった。
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