散歩?

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散歩?

重い話しばかりが続きました。 コロナ中でも突っ込みたくなるネタはポロポロ(いやボロボロ) 実家訪問日、私がいる時にストレス解消しておきたい。 「どっか行きたいところある?」 「う〜ん。今は特にないけど。」(あとで行くなよ) 母が外に出さないから確かにボーッとテレビ見てばかり。 ストレスもたまるわな。 「(大好きな)コーナンとかは?」 「う〜ん。今は買うもんないけど、そろそろあれ取り替えなあかんけどな。」 あれ! あれってアレだよね。絶対。 思い出させたらあかん。 「まだ売ってへんのんちゃうかな?」 「もう売ってるで。」(そーいうことはわかるんや。) 「でも去年変えたから来年でええんちゃう?2年に一回でええんやろ。」(実はおととし。) 「まあそうやな。来年でいいけど。」(ごまかせた!) そう、アレとは「物置きの屋根の上に載せてるすだれの交換」(たぶん昔書いた) 大昔交流してた近所の人にハシゴを借りに行き、物置きの屋根に登りすだれを貼り替えるのだ。(もち父は今でも出来ると思ってる。いまは私がやるはめに。2度とやりたくないほど大変) 話題を変えなければ! 「そーいえば、庭のツツジが満開できれいやねー。」 「そーやろ。手入れしてるからな。あのツツジをもう少し手前にした方がええんちゃうかなと思うんや。剪定してくれてる植木屋に聞こうと思ってるんや。」(やばい!また庭改修計画思い出した。) 「今のツツジの位置が外からも見えるからええで。」 「近所の人も立派やなぁって」 「そーやろー。今のままがええんやって。」 なんの影響もない話題はないんかい! 「とりあえず散歩行こか?」 「このらへん散歩するとこないで。」(どこでもええの) 「まあ、中学校まで行ってぐるっとまわってくるか」(ちなみに2km。車椅子の準備だな) 「お母さんも行こか?」(2人介助できません) 「行かない」(母、想定内の即答) そして、車椅子を持ちながら父が転倒しないように介助しながらの散歩へ(通りすがりの人が大変そうやな的まなざし。気のせい?) 「ここのツツジは手入れしてへんから咲いてないな」(もう咲き終わったの) 「ここのツツジはまあまあ手入れしてるな」(マンションだから管理会社がしてるからね) て、言うかツツジしか見てへんのか! そして帰宅、 「お母さん、ここらへんいい散歩道があったわ。」 父よ、ばらすで。 歩き始めてとなり5軒目で、 「腰と足が痛いな。無理せんと車椅子のろか。」 あなたの散歩は、5/30分。 私の筋トレともいえる80kgを押し続ける25分は息切れしまくりの苦行となったのだ。(私は40kg) ◯介護のポイント 平地を甘くみてはいけない。 都会の道は見た目整備されてるようでされてない。 特に車道はきれいでも歩道は 意外とガタガタ、 微妙に斜めってる、 途中で電柱がでてくる、 オシャレな石畳風というものに阻まれる。 乗ってる方もお尻や腰が痛くなるだろう(父は肉でなんとか大丈夫) 外に車椅子で散歩に行く時は、衝撃吸収のクッションがいる。 そして、介助者の体力、筋力必須だ(最近は簡易な電動車椅子もある) ちなみに、私はなだらかな坂道を延々と押して翌日筋肉痛かと思えば、まだでてない。 悲しいかな明日かな....。 20c609e4-db30-476e-abc6-38c799b97906 ちょっと内側に移動させたい自慢のツツジ。 2ed65f42-7afb-4eb8-a4be-be14239b0514 手貸したろか?
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