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やればできる⁈
先日、隣の県に住む父の姉妹が久しぶりに会いに来たいと連絡あり。
また一大イベントかぁ....と憂鬱だった（もちろん会わせたいけど前後の不穏がね....。）
父の姉はもう10年くらい会ってない。
隣の県だが微妙に遠い。
98歳で一人暮らし。（すごい家系だ）
車で私が連れて行ってあげようと思ったこともあったが、都会の運転が苦手だしなぁと、うだうだしてたら、さらに遠方のいとこが車で連れてきてくれることに。
そこまでしてくれるなら準備くらいはがんばるか...。
まずは、
①みやげを買いに行く（父が遠い百貨店まで買いに行こうと企てるからね）
②ご飯は食べてきてもらう（父が母に買いに行かそうとする。ご飯の準備は主婦の仕事と言うカチカチ頭。）
③注意事項をLINEしとく。
とくに遠方のいとこは20年くらい会ってない。
両親の状況を知らない（このエッセイ読んだらわかるけど、万が一家族にばれたらシャレならん）
言ってはいけないことを徹底的に⁈教える。
「また遊びに来てね」（ほんまに行くで）
「阪神好きやったけど優勝して良かったね」（甲子園連れて行ってくれるなら話題にして良し）
「デイサービスどう？」（本人は頼まれて仕事してるつもり）
「ヘルパーさん来てくれてるんやね。」（ケアマネが通りすがりに様子見に来てくれてる認識だから）
そして、母にはお天気や体調くらいの話題だけで。
そんなお願いをLINEで長文で送る（定型分にしとこかな）
そしていとこから、
「了解しました。でも、おばさん（父の姉）はどうでるかわからんけどね」
と返信。
もうそれはしかたない。
98歳だからいくら一人暮らしでしっかりしてても、そこまで気を使うのは難しいだろう。
なるようにならないよう？に私が見張る（意味不明）
当日は早めに行って念入りに掃除だ！
（ヘルパーさんが掃除してくれてるけど、やはり物がすぐ散乱するし、ヘンな臭いがすることも）
意気込んで玄関あけたら、なんか違う？
なんだろ？
なんかスッキリしてる。
そう、まず微妙に靴箱の上が小綺麗。
そして、部屋に入るとなんと言うことでしょう〜
母がいつも座ってる畳の周りにものがない！（いつもはコープのチラシ山積み、メモ散乱、洗濯バサミ散らかってる）
畳が見えてるやん！
ヘルパーさんはいつも掃除してくれるが、最低限の片付けだ（どうしても必要なことの支援だからね）
母が片付けたのか。
いつもは行くたびに、
「ここの周り片付けて〜。どれがいるかわからんし〜」
と泣きついてくる。
どれが必要なのか、どれを捨てていいのかわからないので、すべて置いてあるのだ。
それを確認しながら、紙類の整理はなかなか時間がかかる作業だ。
ヘルパーさんとでも一緒なら可能だが、最近はヘルパーさんもそんな余裕はない。
どんどん制度がせちがなくなって、本来なら「利用者さんが出来ないところを声かけしながら一緒に支援する」なんて理想的なケアがしたくても出来ないのだ。
時間も人手もない。
介護の予算が増加してると言われるが、子育て支援と一緒で、それに予算をかけることで、働く世代が離職せずに安心して働けて生産性をあげれて、経済がまわるのだ！（経済学の知識ない人の意見です）
もどります。
なぜ片付けができたか？
以前から父の親戚が来る前はかなり気をつけて掃除してた。（なんか言われるのがイヤで）
そんなん気にしなかったらいいのにと思うが、母はある意味見栄っ張りだからイヤなんだろう。
それで、毎回疲れてた。（親戚は特に何も言わないんだけどね）
そう言う記憶はあるんだ。
片付けれるようにもっと来てもらうか？（私の前準備が大変か）
とにかく「やれば出来る」ことを発見。
そして、久しぶりの再会に楽しい時間を過ごして帰って行った（いろいろネタはあったが今回は割愛）
その後、夕方に訪問診療もありバタバタ。
「次は◯◯日に来ますね」（医者）
「いつもの家計簿に日にち書いといたら？」（私）
「.....どこやったっけ？」（母）
やっぱ散らかしとくか......。
自ら片付いてます。
自ら片付いてます。
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