記憶だけを見つめて生きていたい

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予測変換が私の心をそのまま表している 言葉が変換されて記憶になった夜のこと多分あなたは気にかけてないでしょう 不意に離れたくなってソファーに優しく投げ捨てた携帯電話 何をしようとしても心のコンパスが携帯電話を指して視線が傾いてしまう 日常を好きになったのはあの頃さ あなたが笑う一瞬が何よりも輝いていた 窓の外眺めてみたけれど 逆に闇が愛おしくなるだけだ 埋もれてしまった予測変換 記憶から失くなるのはもう会えなくなることと同じだ 空っぽの心で空を見上げたけれど結局欠けた何かは見つからなかったよ 埋められるのは青春の二文字だけだと思う 日常を好きになったのはあの頃さ 私が笑う場所なんてもうないんだ 予測変換に頼ってみたけれど 逆に自分の心が予期出来なくなってしまう 記憶だけを見つめて生きていたい 光合成のように光を求めているのだろう でももうその場所は失くなってしまう それでもいいや どうでもいいや 日常を好きになったのはあの頃さ 私が笑う瞬間がなくたって 予測変換に頼りきりになっていたって 逆にどうにかなるだろう 後ろだけを見つめていても記憶だけを見つめていても生きてることに変わりはないんだ
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