0人が本棚に入れています
本棚に追加
予測変換が私の心をそのまま表している
言葉が変換されて記憶になった夜のこと多分あなたは気にかけてないでしょう
不意に離れたくなってソファーに優しく投げ捨てた携帯電話
何をしようとしても心のコンパスが携帯電話を指して視線が傾いてしまう
日常を好きになったのはあの頃さ
あなたが笑う一瞬が何よりも輝いていた
窓の外眺めてみたけれど
逆に闇が愛おしくなるだけだ
埋もれてしまった予測変換
記憶から失くなるのはもう会えなくなることと同じだ
空っぽの心で空を見上げたけれど結局欠けた何かは見つからなかったよ
埋められるのは青春の二文字だけだと思う
日常を好きになったのはあの頃さ
私が笑う場所なんてもうないんだ
予測変換に頼ってみたけれど
逆に自分の心が予期出来なくなってしまう
記憶だけを見つめて生きていたい
光合成のように光を求めているのだろう
でももうその場所は失くなってしまう
それでもいいや どうでもいいや
日常を好きになったのはあの頃さ
私が笑う瞬間がなくたって
予測変換に頼りきりになっていたって
逆にどうにかなるだろう
後ろだけを見つめていても記憶だけを見つめていても生きてることに変わりはないんだ
最初のコメントを投稿しよう!