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クレイとアッシュが交代で漕いでいてくれたが、流石に疲れたのか進みが遅くなってきた。アッシュが漕いでくれているのでアッシュの膝に座って擦り寄ればグンと進みが早くなる。
「なんか、当たってる…」
「リョウスケが悪いんだろうが!」
チラとアッシュを見れば真っ赤になっている。可愛いなと思いながら耳元で着いたら宿屋行こうなと囁けば更にスピードが上がり俺とクレイは落ちないよう各々しがみついた。
しばらく進んでいれば遠くに島が見えてきた。さらに近づけば桜が舞っているのが見え、俺はおぉと声が漏れた。
着いた頃にはぐったりしているアッシュに行かないのか?と上目遣いをすればすくっと立ち上がる。単純って助かるよな。
宿屋を目指して歩いていれば、道行く人は和装をしていて日本に居るって感じがした。しばらく歩いていれば街が見えてきた。
宿屋へつけば一部屋しか取れなくて、俺達はとりあえず部屋に向かった。早速アッシュにじっと見つめられ、俺は約束を思い出して擦り寄る。
「街を見てくる」
「おう!頼んだぞ?」
「行ってらっしゃい」
クレイは宿屋を出てゆき、俺はアッシュをベッドに座らせて肉欲を取り出して匂いを嗅ぐ。そしてしゃぶりつけば気持ち良さそうに頭を撫でられた。
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