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俺は久我崎涼佑高校三年だ。
毎日喧嘩に明け暮れてろくに勉強もせず授業中は寝て過ごしたし、彼女も何回か居た事あるけど長続きした事は無い。
ミンミンと蝉のうるさい季節、俺は学校帰りに友達とゲーセンに行って遊んでいればいつの間にか夜になっていてその友達と別れてさっさと飯も食わずに部屋にこもった。
漫画が散らかっていて机の上は綺麗なもんだ。一応宿題をやろうと思ったが、鞄に見覚えのない物が入っていたので手に取ってみた。
どうやら家庭ゲーム機用のエロゲみたいで、タイトルを探したが見当たらない。開けてみれば確かにパッケージと同じようなソフトがちゃんと入っていたのでゲーム機にセットした。
親が急に入ってきたら困るし部屋の鍵をしめてからまた戻りコントローラーを握る。画面は砂嵐でこのゲーム壊れてるんじゃねーのかと思い、取り出そうとしたら画面から何かが飛び出し俺に巻きつく。
ピンク色のヌメっとしたもので、エロ漫画とかでよく見る触手とか言うやつじゃねこれ!?っつか離れないっ!!
粘液でヌメって引き離せない。カッターに手を伸ばしたがグンと体が引っ張られ、俺はテレビの中に引き込まれ、俺の部屋が遠く小さくなってゆき見えなくなり意識も遠のいていった。
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