初恋どろぼう ー警視庁イケメン課!5ー

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イケメン課長が、紹介した。 「こちらは、眠りの国からいらした『夫の刑事』さんだ」 ぼくは、夫の刑事さんに挨拶をした。 「美少年です。よろしくお願いします」 「こちらこそ、よろしく」 夫の刑事さんは、にこやかに微笑んで、言った。 イケメンだ……。 イケメン慣れしているぼくでも、ぼおっとなってしまう。 「それで、怪盗ネイビーのことなんですが、私の眠りの国から、手を広げて、こちらまで来たようですね」 と、夫の刑事さんが言った。 「そうです。どうやって、都内の書店、全部から、詩集を盗んだんでしょう?」
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