初恋どろぼう ー警視庁イケメン課!5ー

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イケメン課長が訊いた。 夫の刑事さんが、答えた。 「怪盗ネイビーには、手下がたくさんいます。みな、本が好きで、小説を書いたり、読んだりするのが好きです。きっと、彼らの仕業だと思います。 ベストセラーの『見知らぬ恋人』は、素晴らしい作品ですから、すべて、自分たちのものにしたかったのでしょう」 そこへ、イケメン課の電話が、鳴った。 話を聞いていた、ハンサムが、受話器を取った。 「はい。イケメン課です」 ハンサムの表情が、固まった。 「イケメン課長! 怪盗ネイビーからです。テレビを見ろと言っています!」 ぼくは、慌てて、イケメン課のテレビをつけた。
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