先生との出会い

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色白くキレイな素肌に、対照的な黒い髪。 その黒い髪は長く伸ばされ後ろでまとめられているが、前髪や横髪が顔にかかっていて妖しい色っぽさもあった。 そしてかがんでいるのに私は首を高くして見上げるぐらい、背なんかもスラッと高い。 そんな、まるで作られた人形のような美形な男性を前に、私はしばらく時が止まったかのように見惚れてしまっていた。 「…ん、血が…」 すると、目の前の彼は差し出した手を私の口元にあてた。 「え」 そしてキュッと指で私の唇を拭って見せると、さっきストローで刺した時の血がついていた。 「怪我、したんだね」 「あ、はい。 ちょっとストローで…(うわっ)」 言ってる途中、彼はその血の付いた指を自分の口元に近付けると、ペロと舐めたのだ。
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