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『MEROKOさん、ごめんね。
長らく留守にして申し訳なかったと思っているよ。
それから、まず初めましてと言わないといけないかな。僕は、ケイスケ。れみこの、もう一つの人格なんだ。
れみこはとても疲れてしまって、奥に引っ込んでしまった。当分表に出てくることができないと思うから、僕が代わりに挨拶に来た。
今回のこと、MEROKOさんがずっと心配してくれていたのはわかっている。作品を更新することも何もしないままスターライツを放置していて本当に申し訳なかった。
小説投稿サイトとしてここが一番使いやすいし、たくさんの人と交流できたこともあって、れみこも簡単にここを捨てたくはなかったんだと思う。だから、すぐに退会しますと言いながら、ふんぎりがつかなかったんだ。それは、れみこといつも一番仲良くしてくれていたMEROKOさんが一番よくわかってくれていると思う。
今まで築き上げたものを全部捨てるのは、とても勇気がいることだ。臆病なれみこには、それがどうしてもできなかったんだ。
それで、結局退会という言葉を覆して、活動休止ということにしてしまった。それでますます叩かれることになったのは自業自得だとみんな思っていると思う。僕も、このような中途半端なことはいけないと言ったんだけど、彼女はやはりその勇気が持てなかったそうだ。
だから、結局このような形になってしまった。
れみこがやったこと、本当に申し訳なく思う。それで、れみこと仲良くしてくれていたMEROKOさんにも随分迷惑をかけてしまった。重ねてお詫びするよ。れみこにも、今後このようなことはしないようにと強く僕から言っておくから、許してやってほしい。
すまない、またれみこが泣きだしてしまったから、ちょっと慰めてくる。
また連絡するよ』
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