35話 縁《えにし》

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そして、テストも無事終了。 淡々とした毎日の中でインターハイも無事終了。 一生懸命がんばってがんばってがんばって ボールを追い求めて、インターハイでは、 ベストフォー!! 中々に、王者 福廣の背中は遠かった。。 けれど、まだまだ!! 憲一や秀樹は、 まだまだこれからがある!!まだ、バスケットは出来る!! だから、それを信じてまた練習を! そんな彼らの練習していた毎日に。。。 長谷川先生 「来月は、北川一校との練習試合があります。 それまで、各自のコンディションね。 後は、一丸バスケット。。早乙女のバスケットが出来るように! 練習しましょう。」 憲一 他 部員。 「 ハイ! 宜しくお願いします?!」 気合は充分。。 そして、、、 練習試合 早乙女高校三年生達は、インターハイを最後に 引退。 長谷川先生も三年生の気持ちを昔から尊重。 我が校の三年生達の部活動参加に関して。 インターハイ迄と決めている。。 そこから先は受験一辺倒!! ビバ!大学受験!! レッツ合格!!の雰囲気に変わり始まるからだ。慣例的にもウィンターカップ迄残る雰囲気でもない早乙女。。 なので、憲一達も気持ちは、三年生のインターハイ迄は!只管、頑張ろうなあ!!となる。。 からの  練習試合 『北川一高』 2年キャプテン 川園 毅 他部員 「 宜しくお願いします!!」 序盤から憲一、秀樹、優生、のリズム 中 外 中 のパスから、憲一のスリーが抜群に決まる。 遥斗のミスショットも仲間の優生がこれをすかさずフットバック!! 👏👏 徐々に北一との点差が開いた。 第4クオーターへ入る。。。 憲一がポゼッション時(自陣)ドリブルで ゴールポスト(ペイントエリア)付近まで向かう。 当然ディフェンス二人付くが、これを、フェイクからの、ダブルクラッチでシュート🏀!! 女子達の声援や拍手が湧き起こる👏👏👏👏 最後は、憲一から優生へ高めパスからの、キャッチした後ディフェンスを避けるために空中で身体を半回転してシュート🏀 決めたあああああああ! 男子バスケ部は人気ばく上がりな為に。練習試合を聞きつけたファンの子達が二階で見学。。   ミーハー女子達の黄色声が体育館内を制覇する。 体育館はバスケットを2面(オールコート)使える為に女子バスケ部は、片方のオールコートを練習試合後に使用可だ。代わりにバレーボール部がお休み。 しかし、キャプテンの妃香里や、副キャプテンの真実は点数ボード係。助っ人係は変わらない。 優生のシュート🏀で最高潮な拍手喝采だった。 これには、相手スタンド側も大盛りあがり👏👏 長谷川先生ガッツポーズだった。。 結果。なんと、103対 65 の圧勝だった。。。 北川1校のマネージャー (2年生) 吉崎藍音 河本希空 北川1校側のボード係。 吉崎 「 先日は、どうも。。」 微笑みながら妃香里に 話し掛けた。 妃香里 「 あ!! どうもです。。バスケ部のマネージャーさんなんですね?! びっくりしました」 真実 「知ってる方? こんにちは。お疲れ様です。」 妃香里 「この間、多目的ホールの自主学習室でばったり会ったんだよ〜。まさかの、今!!」 真実 「 あ。なるほど~。。 」 吉崎 「 びっくりしました。。興ちゃんと、同中ですよね?」 真実 「 興ちゃん?    」 吉崎 「 松葉 興 君です。。」 真実 「 懐かしい〜。。   」 吉崎 「 知ってますか? 笑笑笑」 真実 「私も同じ中学で、クラスが同じでした。笑」 吉崎 「 そうなんですか!! 世間は狭い〜。笑」 女子トークに華が咲く。
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