35話 縁《えにし》

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吉崎 「 妃香里ちゃんは、興君と付きあってましたか?」 粋なりきた。 妃香里 「      へ?          」 吉崎 「 興君は中学生時代の恋バナしたがらないから     けど。。妃香里ちゃんと話す興君は楽しそうで。    何かあるのかな?と。。  ごめんなさい。 ちょっとだけ心配で。。       」 妃香里は穏やかに話し始めた。 「 松葉君と付きあって無いですよ。 ただ、優しいですからねぇ。。モテていたんじゃ無いかなぁ。 」 吉崎 「 ふふふ。。。良かったああああああ。 妃香里さん。真実さん。。私は負けませんよ〜 興君を思う気持ちは!! 誰にも負けません!」 妃香里 真実 「 あははははははは。がんばって!!👏👏」 憲一 「 妃香里ぃぃぃ! 来いよ?!     」 妃香里は憲一の元に行く。 吉崎 「 あの二人は付きあってるんですか? 」 真実 「 まあ。そうですね。  笑笑笑笑笑 」 吉崎 「 良かったぁぁぁぁぁ  安心しました。」 吉崎さんはちゃっかり確認し。。 自分なりに宣戦布告! したのだった。 からの ここは、お勉強タイムで使う多目的室。 相変わらず松葉君と妃香里は真剣に学習中。 そして 閉館 松葉 「 妃香里 黄桜は?来るか?」  妃香里 「 うん。 大丈夫よ。 松葉君、いつもありがと   気を付けてね。 」 松葉 「 分かった。 黄桜来るまで待つよ。 」 妃香里 「 イヤイヤイヤ。 大丈夫大丈夫!  」 松葉 「 いや。 危ない。 お前、 分かってないな。   俺が云うのもなんだけどな?    サラリーマンだって居るわけよ。ここ。   妃香里。君は綺麗だから俺は用心して欲し     い。   割と夜も深くなってるし何かあってからじゃ   遅い!! もしも、俺が黄桜なら心配だ。   つーか、 なるべく、黄桜に帰りは頼めよ。   一人では帰るな!!         」 妃香里 「 私。。。そんなに、しっかりしてないかな?」 松葉 「 世の中には、ヤバイ奴がいる。 だからだ。」 最近、サラリーマン風の人や大学生風の人によく 声を掛けられてはいる妃香里だった。 妃香里 「 確かに。事件を未然に防ぐ事は大切だよね   分かった。 気を付ける。 ありがとう。」 松葉は憲一が来るまで待った。 憲一「  おつかれぇ 」 松葉「 よぉ。     」 憲一「 松葉! わりいな。 ほら?」 珈琲一缶松葉に渡した。 松葉「 サンキュー 妃香里。黄桜、またな。」 ジェントルマン松葉。颯爽と帰ってゆく。 松葉の心の奥の淡い炎は優しいオーラに変わって いったみたいだ。  いつの間にか。。
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