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番外編②
【栄之助と憲太郎の。。。】
ここは、我が家。。。
憲太郎
「 バカ野郎!! お前 本気か??
考え直せ!! 今なら間に合う。。」
憲太郎は、栄之助の胸ぐらを掴みながら諭す。
栄之助
「 決めたよ。 σ(゚∀゚ )オレ てっぺんをとる。」
元々、潜入捜査員だった栄之助。。。
麻薬取締捜査官。。。の潜入捜査員。。。だった筈だったのにな。
挙げろ 潜れ 土竜の唄だよ〜!! 一つ!!
気合と根性 振れない常識!
by とーまと合唱団
しかし、、最悪の日
二人は、道を別けた。。 日となった。。。
そうして 時を経た。。。
栄之助
「 よぉ…。 久しぶりだなあ。。 」
憲太郎
「 出世したからさ。 中々に自由にはなれないもんだな。 どしたんだよ? その面は。。」
栄之助の病魔は日に日に彼を蝕み始める。。
栄之助
「 ははは。 見た通りよぉ。。 」
憲太郎
「 。。。。。 バカ野郎。。。 お前は本当によ。」
栄之助
「 憲太郎。 てっぺん。とったぞ?
中々に。。。 寂しいもんだなぁ。。 」
憲太郎
「 バカ野郎!! 命削った結果か??
本当に。。 最後まで。。。 バカ野郎だ」
栄之助
「 。。。 憲太郎。。お前だって てっぺんか?
寂しいもんだろ? 笑ってやるよ?」
憲太郎
「 ほら。 お前が大好きな和菓子。。。 」
栄之助
「 ありがとうなあ。 」
憲太郎
「憲一の事は任せろ。 まあ。。 厳しくする!」
栄之助
「 ははは。 煮るなり焼くなり好きにしろ。
ただなあ。。 アイツ バカ野郎だぞ? 」
憲太郎
「 お前が育てただけあるなあ。 」
栄之助
「 憲太郎。。 松の木を大事にしろよな?」
憲太郎
「 。。。 はあ? 松の木? ナニソレ? 」
俺は静かに目を開けた。。。
目頭が熱くなる。。 ポロポロと落ちる雫があった。
懐かしいな。。 夢かよ。。
すっかり夢を忘れた憲太郎。。。
数年後にこの夢の意味を知るとは、夢にも思わないのであった。。
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