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粋なり未来のとある話し。
【豪憲と憲子とスケッチブック】
豪憲と憲子は順調に愛を育み結婚をしました♡
二人のその後のとある話しを一つ。
ここは、豪憲の実家。。。
憲子は本棚のスケッチブックに眼がいく。
「豪ちゃん! このスケッチブック!見ても良い?」
豪憲は断捨離を行うことにした。
過去から必要なモノだけを取っておこう。
それからは、足していかないとならないから。
庭では、腕白坊主の息子がきゃあきゃあ言いながらボール遊びを始めていた🏀
憲斗
「ママァ ハィ!!」
パパである豪憲のモノマネをよくする息子3歳。
憲子は現在二人目を宿し中。。
廊下に座りスケッチブックを見ていた。。
豪憲
「憲子! 風邪引いたらアカンやん。ほら?」
憲子にブランケットをかける。。
豪憲
「 お?! 中々やるやん?! けんちゃん。」
憲斗
「 ハィ!! パパァ!! パス!! 」
バウンドを何回もしながらやっと届く。。。
掃除が全く捗らない。 笑笑笑笑笑。
豪憲
「 なんか、真剣やん? 笑笑笑 」
憲子は 絶句して。。。。。 眼から雫を零していた
憲斗
「ママァ。。。痛い?? 」
憲斗はとても優しい。。。いつもと違う母の様子に駆け寄る。。息子。。
豪憲
「 。。。 どないした? ん? 」
憲子は、、、、
「 絵が素敵過ぎて。。 ごめんなさい。。
凄く凄く素敵すぎて。。。
最後のお花の絵は。。ヤバイ。。。泣くよ〜」
スケッチブックはラブレターのようにも見える。
余りに繊細なタッチ。。 なのに、、、心が奪われるような絵。。
最後の華の絵に。。。
花言葉を貴女に。。。と最後の1ページにだけ
書いてあった。。。 メッセージ。。。
憲子は、その花言葉を調べる。。。
大号泣になってしまった。。とゆう。。。
スケッチブックの一番前には、
黄桜栄之助と書いてあった。
豪憲
「お洒落やなあ。。。 栄之助。。。 不倫か?
ば。。ばあちゃんが!! まさかなあ。。。。」
憲子
「 違うよ。。 栄之助お爺ちゃんと豪ちゃんの
おばあちゃんのきっと掛け合いのような
気がするな?」
やっぱり 親子だなあ。。。
お爺ちゃんにしてお父さんあり。。
二人とも キザだなあ。。 笑笑笑笑笑
私達3人は、おばあちゃんの遺影の側に。
スケッチブックを置いた。
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