憲司と憲子

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憲司と憲子

憲司「よぉ〜。久しぶり〜」 憲子「お兄ちゃん。。。。。」 憲子は、電車で2時間かかる地方にある場所で医学生している 長男であり5歳歳上の兄である憲司会いたさにアポ無し突撃訪問にきていた。 心のなかに(しま)いたくない何かを聞いて欲しくて 憲司「どうした? まあ。座れよ。。」 憲司は、悲しい顔をした妹をリビングに誘う。 憲子「お兄ちゃん。。コレ。。お姉チャンから。」 綺麗に包んである。。 紙袋をのぞくと、憲司が大好きな『ふたば』が あった。 ※『ふたば』は長女である美憲が就職先である  和菓子屋 ふじまや 名物の和菓子 憲司「 ありがとう!! めちゃくちゃ旨いよね。。姉ちゃん元気だったか?」 憲子「 凄く、綺麗に見えた。。幸せそうだった。」 憲司「。。お前、姉貴にも愚痴ってきたな?」 ※姉の美憲は憲子と7歳歳が離れている。 憲子「。。。    うん。。。      お爺ちゃんとお父さん。。凄く仲悪いよね。。 見ていて吐きそう。。」 憲司「あはははははははははははは。。 はぁぁぁぁぁぁ。。。お前とこんな話し、したくねえけど。。。。。 先ず、親父は、まあ。□△※☓○だょね。。 で、爺ちゃんは、警視総監だろう。。。。 合うわけが無い!! 無理!!」 憲子「お父さんは桜庭組三代目組長だよ なんだよ?。?ハッキリ云えやあ。。」 憲司は、あんぐりな口を開けた 「 マジで!!下っ端構成員じゃねえの!! 俺はてっきり、テキヤの上がり全部パクッて 逃げちゃって爺ちゃんが血眼で探してると思ったぜ〜〜〜〜。。マジィ〜〜〜。」 憲子「バカか。。あ。バカだよね。。ワリ。」 憲司「桜庭建設会社のCEO。。 憲子。。親父はそれだよ。。。。 俺は、そっちを信じてるだけだよ。。。 組を背負いながら生きてるのは正直キツいぜ〜。 家族になっちまったもんは仕方がなくね? 憲子。。。諦めようぜ。。。笑笑笑笑笑。 それと、バカだと?兄貴に向かった言葉かよ? お前がまだ5歳の時はさあ。。。マジ可愛くて」 憲司は天井を仰ぐように見た。。 5歳の憲子 (おとうたん。わたし。あの、お空が欲しい。 掴んでみたい。。触ってみたいなあ。) 父さん=憲一 (よっしゃ〜任せとけ。) 父である憲一は一人っ子 母である妃香里も。 なので子供には兄妹を作ってあげたかった。 やがて3人の子宝に恵まれる。憲子は3人目であり 美憲から7歳離れて産まれてきた末っ娘。 雰囲気が何となく妃香里に似ていて可愛いくて可愛いくて仕方がなかった憲一。 我が家のアイドルの様な子供だった。 そんな末っ子の願いを叶えるべく、ホームセンターに行きでっかい板を買ってきて。 粋なり舎弟と共に水色のペンキで塗りまくり。。 爺ちゃん=憲太郎が手塩に掛けて育ててきた松の木『大介と名付けている』にぶっ刺して。。 ( ジャンプしたら掴めるぞ!!) 父さん=憲一は、次の日仕事で海外出張。。 同時に帰宅した爺ちゃんが、、、、、、、??! 「バカもーーーーーーーー!→ーーん💢」 家揺れたんじゃね?位に怒鳴り。。 長男の憲司と憲子が大説教を食らう。。。 とゆう想い出がある。。憲司と憲子。。。 憲司に至れば完全なる巻き込まれ事故だった。 後にも先にも爺ちゃんからの一撃はあの日だけ。 憲司  憲子「あははははははははははは」 憲子は、沸々と湧き上がる怒りが起きた 「あの、親父の為に流す涙は今回限り。。 私は私の正義で生き抜く事にする。 お兄ちゃん。お父さんね、不倫してるの! あたし、お父さんが、、、セックス?? ん〜。。お兄ちゃん!! セックスするから裸なの?したから裸なの? 私、見たくもね〜。きったね〜親父の!? そうだ?!素っ裸でハグしてきやがったあ?! マジ。キショい〜〜〜〜〜。。。 思い出しちった。。あ"〜〜〜。 今、また、思い出しちったあああ。きったね〜」 憲司「落ち着けよ!! しかも、セックスとかさあ。。。云うなょ。。 兄ちゃん。。ちょこっと切ないよ。。」 憲子「だって!セックスの他の表現は??」 憲司「まあ、、エッチとかさあ。。。ヤッタとかね。しかも、不倫て。。。それこそ昼顔とかさ。。 もう少しオブラートに。。」 憲子「六法全書 まるっと全て覚えて、 あのくそ親父のきったねえ根っこを!! 成敗してくれる。。」 憲司「あははははははははははははははは。 憲子。。。男はさあ。。。    あるよ。」 憲子「 なにが!」 憲司「 ホニャララ       だょ。。」 憲子「 なに? ニシキヘビ??」 憲司「、、、、まあ。。。な。。。笑笑笑笑笑」 憲子「???なにが??  まあ、いいや。 おかげで、アタクシの将来の夢がはっきりした!   サンキューね。 親父の信念を私がしっかり見つめてみせる。 私は私の信念で、正義と生きるんだ!! 腹立つから。。笑笑笑笑笑笑笑」 憲司「まあ、法曹界。。悪くない。。 がんばって。。」
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