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起きると雪は隣にいなくてリビングに行くと雪がご飯作ってた。
…いつもと逆の気分。俺はいつもの雪の様に後ろから雪に抱きついてみた。
「っ!?み、み、湊っ……!?」
と後ろを向いて焦る。
「おはよ、大好き」
「へっ!?」
「なんてね、雪の真似。」
と舌を出す。
「っ……、し、心臓に、悪い…」
と顔を真っ赤にした。
「何作ってるの」
「湊の…うどん…」
消化に良いもの作ってくれてる。
「ありがと、お。うまそう」
と笑うと歯を磨いて寝癖直してこいと言われて洗面所で顔を洗った。やっぱりまだ少しふわふわする。
でも薬(笑)のおかげで結構良くなってる。この調子なら今日か明日には直るだろうな。
俺はうどんをずるずる啜った。
「うま」
「ほ、本当…?良かった…」
と頬杖ついて俺をじっと見る。
「そんな見られると食いにくいんだけど」
「…なんか、かんどー…」
「感動?なんで」
「俺、のご飯食べてる…」
「いつも手伝ってくれてんじゃん」
と頭に?を浮かべる。
「…違う」
「そう言うことではないと」
と言うとこくりと頷いた。
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