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新歓が始まり俺は1人で体育館に入り裏から上に回り梯子を使って屋根に登った。さすがにここまで来るやつはおらんやろうて。
疲れた。寝るべ、いや推し見るべ。
と寝転がりスマホを開いてゲームをする。
「やっぱ推ししか勝たんな」
くそかわ。推しが動いてる。それだけで死ねる。
興味本位で下を少し覗いてみれば追いかけられ、追いかけ、大変そう。ていうかここ高いんですけど。
俺はあまり運動神経がいい訳でもないから、ちょっと、いやかなり疲れた。
「ししょー!!どこっすかああああ!!!」
と声が聞こえた。誰が聞いても松坂だとわかる声だ。あいつうるさ。
「俺の師匠センサーはここらへんって言ってるのに………」
え?何師匠センサーって。気持ち悪。俺はまた下を覗いてみた。
げ、雪もいるじゃん…
犬2匹が巡回してるのを見て俺は身体を引く。
まあ、捕まったらその時はその時で。
俺は暖かい日差しに耐えきれず、眠りについた。
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