体育祭が始まるお

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「湊、挿れるけど…いいよね?」 と俺の後孔の中に入った指を引き抜いて言う。 「ん…いい、よ。挿れても…」 兄に優しくされて慰められると何でも言うことを聞いてしまいそうになる。泣いて泣いて泣いて判断力も鈍るし、兄の為だからと思ってしまう。 体を捻られて向き合う格好になる。駅弁と言う体勢に近い。 兄のでかいエラを張ったちんこが俺の中にはいってきた。 「あ”、はぁあ”あぁっ」 「はー…、き、つ…」  そう言って兄は楽しそうにしながら、好き勝手に俺のお腹の奥をぐりぐりする。 「あ”、ぁ”お”っ、ぅう…にいちゃ、にいちゃっあ”」 「っ何…」 兄は興奮した顔で俺を見て俺の頬にキスをする。 「ごれ、ねくたいっネクタイほどいてっ、イかせて、イかせてっ…」 俺が懇願する様に言えば兄は笑顔を深めて、 「っ……ダメ。メスイキして?」 とお腹の奥を構わず擦って来た。体内で響くゴツゴツと言う音が俺を甘い快感へと誘ってくる。 「やっ、やだっいげなぃ、おがじぐ、な、りゅっ」 「いいよ、なって。俺のために壊れて」 兄は俺の口に甘いキスをする。舌を吸われて歯形をなぞるように舐められて。ただ、下の刺激は半端じゃないくらい重たい。 「イ、ぐっやだっ、いっちゃあぁっ」 「っ……あんま、締めんな…っ」 ぶつっと何かの線が切れた音が脳内でしてー……イった、出さないでイった。お腹の奥がじーんとする。 「ぁ”、っ」 「中痙攣してるけど、そんな良かった?」 とニヒルに笑う。凄くえっちな笑い方するから親衛隊の人だったらがちで死んでると思った。俺は口の端からだらだらと涎を垂らす。止めることができない。 「ほらまだ終わりじゃないから」 そう言って兄は容赦なく俺のお腹の奥を攻め立てる。 「あ、ぁ”まっで、まだ、まだっイっで、イっでうっ」 「うん、いいよ?漏らしても潮吹いても片付けは俺がするし」 と奥をえぐるように突き上げられ何かが吹き出た。 あ、も、漏れた、恥ずかしい、死にたい。何で俺がこんな…っ、でもなんで透明なの…? 「潮吹けたじゃん、良かったね?」  そう言って嬉しそうに、楽しそうに笑う兄。 潮………?潮って何…?そう思いながらもお腹の奥の刺激に耐えようと少し力む。 「っ…イくっ、中に出すよ湊っ……大丈夫あとで掻き出すから、ね」 もう兄の言葉も途切れ途切れに聞こえて、どんどん意識は遠のく。 「っ……」 と兄の密かな声と中に生暖かいものが入ってきて、俺はするっと意識を手放したのだった。
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