01_不埒な悪魔、降臨

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「悲しいことがあると、辛いことがあると…この胸にいつも顔を押し付けてきたよな?淫乱め。」 「…なっ、淫乱…って、」 あーくんはぬいぐるみで、胸に抱くのは…淫乱とかそんなのではないんですけど! 否定しようと身体を起こしたが、それは、胸の膨らみを撫で始めた長い舌によって喘ぎ声へと形を変えて。 「お前が俺を胸に押し付けるたび、こうやって慰めてやりたかった。泣くほど喚かせて…全て忘れるくらいに悦ばせてやりたかったよ。ずっと…」 「…っあ、ふ、んん、」 「俺の一族は…っ、…神に抗い、…クチュ… 皆殺しにあった…、しかし、俺だけは、…っん、殺される前に、テディーベアに封印されたんだ。」 「…あ、…話、聞くから…やめなさいよ!」 「嫌だね、ずっとお前に触れたかったんだ。 ほら…もうこんなになってる。お前のせいだぞ?」 「……っ?!!」 股の間にグリリと擦り付けられたのは、硬く熱い何か。 目をまん丸にして彼を見上げれば、私の髪をかき上げてそこに口付ける。 「お前が5歳の時…俺を見つけた。あれは、運命だったよなぁ…紗羅。」 「…な、」 「お前も、俺も…お互いに一目惚れだ。 喜べ、ようやく…ひとつになれるぞ?ほら…お前の体も…喜びの蜜がたっぷりだ。」 「…、っ、やめて…」 いつのまにか、パジャマのズボンに手を突っ込み、ショーツをツーっと指でなぞったアランは、指先についた煌めきを口に含む。 「恥ずかしがる顔も、可愛いなぁ…紗羅。男に責められる時は…そんな可愛い顔をするのか、お前は。」 「…っ、」 「照れる顔も美しい。俺を愛でる慈悲深い顔も愛おしかったが…淫らな自分を泣いて恥じるお前も…悪くない。」 「…っ、やぁあ!」
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