01_不埒な悪魔、降臨

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ショーツに指が入ってくる。 長い指は、あり得なく深いところまで届いて、爆弾のスイッチでも押されたみたいに一瞬意識が飛んだ。 「おっと、また深すぎたか…。本当、人間は何もかも小さくて扱いに困る。…なんとも愛おしい。」 「…ん、…あっ、や…やめて…アラン、」 「やっと名前を呼んでくれたか。嬉しいぞ?紗羅。」 「…ふ、んんん、」 「やめて」の言葉は都合よく無視され、深く深く口付けられる。 それでも、私が苦しくないように気遣いの分かる優しいキスは…脳を溶かして媚薬のように私を狂わせる。 どうしよう…会ったばっかり人なのに…、こんなに… 「あっ、…ああっ!」 「本当はここを触りたかったんだろう?ひとりでは届かない場所、ずっともどかしそうだったもんな?」 「……っ?!!」 「ようやく満足させられそうで嬉しいよ。お前の喘ぎ声を聞きながら欲求で狂い死にそうだった。クマのままではお前のここを舐めることもできないからなぁ?」 眠れない夜、自分自身を慰めていたことすらも知られているなんて…恥ずかしくて死にそう。 そんなの、私以外見ているはずがないのに… こんなの、こんなの… 「本当に…アランが…あーくん、なのね?」 股の間からこちらを見上げるアランに涙を浮かべて問いかけると、 「だから、…最初からそう言っているだろう。」 「…っひゃあぁぁあ、」 ニヤリと口角を上げて、長い長い舌を…蜜の溢れるソコにぶち込んだ。
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