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二人、股を擦り合わせてお互いのものを触る。
これほど卑猥な行為は、空気は、快感は…生まれて初めてで気が狂いそう。
夢、なのかもしれない。
あーくんを失って、気がおかしくなった私の…幻想なのかもしれない。
それでも、…
「沙羅、」
「…、」
「もう一度会えてよかったよ。」
「…あー、くん。」
そう言って微笑む君に、…泣きそうになるのは…きっとこの状況に幸せを感じてしまっているからだ。
…ズプ…ッ、
「…っんう、…あっ!」
突如、腰を引かれて、入り口を無理やりこじ開けられた。
強く握ればピクリと跳ねて、早く擦れば大きくなる…従順な彼を少しだけ可愛く思い始めた頃だったというのに…
興奮した彼は、可愛さのかけらもなく私の身を切り裂く。
「うむ、…まだキツイが…、入りそうだ。さすが沙羅、俺が見込んだエッチな子だ。」
「…な、…い、挿れないって…」
「仕方ないだろう、お前のここがヒクヒクして…物欲しそうにしてるから…」
「馬鹿、…痛いから、抜いてよ、ぉ…」
「ふっ…痛いだけじゃないだろう…?」
「…っ、ああぁ、んぅ」
フッと悪戯に笑った彼は腰を鷲掴んで更に奥に身を沈めた。
腹中を圧迫するように押し込まれたそれは簡単に奥の奥を貫いて、痛み以上の快楽が脳天を突き抜けた。
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