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「こんなのどうでもよかったのに。ちゃんと言っておけばよかった。──かえってごめんなさいね」
「いえ、そんな。当然ですから! ありがとうございました」
翌日洗って乾かしたのと買ったものと両方を渡してお詫びとお礼する私に、屋敷先輩は戸惑ってた。
これでさえそうなんだから、ほんっとーにプレゼント用の派手な包みにしなくて正解だった!
ありがと、アキとセンちゃん!
それ以来、私は屋敷先輩と仲良くなったんだ。
……後輩なのに『仲良く』なんて失礼かもしれないけど。
ときどき昼休みに教室にお邪魔して、お時間ありそうだったらお話したりとか、その程度なんだけどね。
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