麦が初めて頭に浮かんだ時の話

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麦が初めて頭に浮かんだ時の話

麦が初めて頭に浮かんできた時の話 テストの結果が悪く親に叱られたので、お地蔵さんに話した麦。 その次の日、麦は学校で友人と話していると麦の友人といつも喧嘩している武田涼真(たけだりょうま)と麦の友人の榊原果南(さかきばらかなん)が手を繋いでる所が頭に浮かんだ。 同じクラスの武田涼真は、ヤンチャな生徒。麦の友達も同じクラスで優等生、榊原果南だ。 そんな2人が手を繋ぐまで仲良くなるなんて 信じられないと麦は思う。 まだ夢の中なのかとさえ思った。 武田と果南は、いつも喧嘩してるし2人とも一緒にいる様子はない、どちらかが好きという感じもなかった。 しかし、あるきっかけにより2人の関係は変わっていく 果南と麦が喧嘩をしてしまった。 それは些細な事で言ったや言わないでの喧嘩をした。なので今は果南と麦はお互い話をしない。 クラスメートは何かおかしいと思っていた。 果南も麦も時が経つと、段々、寂しくなっていく。 仲直りしたいのに自分から謝れない。 プライドが邪魔をする。 果南は下校途中に公園のブランコに乗り途方にくれていた。 武田は寂しそうにしている果南が気になった。 武田は果南に声をかける。
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