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自席に戻った彼女は、デスクの上のパソコンの横に置いてある、この会社内にあるカフェの、テイクアウト用のボトルの中の飲み物を飲み― 何とも幸せそうな顔をしていた。 "一体、何を飲んでいるんだろう…" 気になった僕は、彼女の持つボトルにマジックペンで書かれている、文字を目を凝らして見た。 "W……、M……。何だろう?" 頭文字は分かったが、それが何の飲み物を指しているのか分からない。 今度調べてみようと密かに心の中で誓った僕は、残りの仕事を進めた―。
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