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ラシード・イザ・ジブリール
南の大国ジブリール皇国の若き皇帝。
アルフレッドよりちょっと年上ではあるが、人間的にできていて器が大きいのはこちらである。
後ろの中央だけ長い黒髪で、いつもきっちり束ねるか三つ編みにしている。
瞳は黒いがやや鳶色掛かっている。
肌は褐色で細マッチョ。
剣術、馬術、外交術は高いが、公用語はテキストに書かれた定型文しか使えないので、日常会話の公用語になると片言になってしまう。
愛情の表現が不器用なところがあり、少し思いやりに欠ける部分もあるが、リーゼロッテを一番大切に想っている。
一夫多妻の国だが、ラシードはリーゼロッテだけを妻とし、愛妾は持たなかった。
リーゼロッテとの間に五人の子供をもうけ、良き父、良き王であり続け、ジブリール皇国の繁栄に尽くした。
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