登場人物

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バスティアン・クロイツ・ヴァンドール リーゼロッテの叔父。 リーゼロッテの父のセルゲイのすぐ下の弟にあたり、リーゼロッテを幼い頃から、実の娘のようにして可愛がっていた。 明るいオレンジの髪を緩く一つに束ねていて紫色の瞳で、かなりの色気を放つ。 数多の女性から想いを寄せられるも、全て柔らかく断り、たくさんの女性が枕を涙で濡らすほどモテる。 リーゼロッテと彼女の母のベルーナだけは、バスティアンの色気に負けることがないので、セルゲイは安心している。 リーゼロッテをリーゼと呼ぶのは彼の特権だったが、後にラシードも呼んでいるので、少し複雑な気分になっている。 社交界または夜会の花と言われるほどの有名人で、人脈も豊富で彼を外交に行かせれば、すぐに貿易ができると言われるほど。 生涯独身でいたいらしく、縁談も断っているが、後に気になる人ができたらしく…。
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