登場人物

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ベルーナ・アイン・ヴァンドール リーゼロッテの母親。 元は市井で暮らす没落貴族だったが、セルゲイに夜会で一目惚れされて、ベルーナが折れる形で結婚した。 ドライというか現実的な考えの持ち主で、結婚には消極的で、マルシェでずっと働きたいと思っていた。 自分の母親(リーゼロッテの祖母)が貴族で頭がお花畑だったので、反面教師にして、マルシェや大衆食堂などで働いていた。 ちなみにリーゼロッテのミドルネームのマイアはベルーナの母の名前である。 没落貴族の肩書きが何にもならないと見切りをつけて、小さいながらも食料品店を開いて、生活の基盤を建て直した辺り、やり手の女性である。 セルゲイと結婚した後も、自分で料理と育児、実家の手伝いもしており、いつまでも現役という考えを持っている。
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