【タイトル入れるの忘れてた】5月

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マー自身も私から見ても、ひと安心てところ。 次は、1日空いて(木)の通室日。 前日の夜から「緊張する」と言って、何をしてもうまくいかずイライラと不機嫌な様子になっていたマーくんへの朝の声かけは、ハードルを下げるものにしておいた。 「一応言っておくけどさ。今後もし、トライで勉強するのちょっと無理だなと思う日があったら、朝行ってタイムカード押して、先生に今日は家で勉強しますって伝えて、帰ってくるんでもオーケーだからね~」 これが効を奏したのか、こんなこと言われなくても大丈夫だったのかはわからないけど、この日も朝からお昼までトライでしっかり勉強してきたらしいマーくん。 「まだ慣れないから疲れた~。でも学校とは違って静かで良い。勉強も皆一緒にじゃなくて自分で進められるし。 それにしても……学校って何なんだろ……。まぁさ、学校があるって大事なことなんだとは思うけどさ。俺みたいなヤツには合わない場所だな」
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