序章

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序章

 ある技術者が不老不死の薬を完成させた。  価格は高くて、庶民に買える金額じゃなかったが私はそれで良かった。だって過程の話で不老不死の欠点を知っていたから。  だけど飲んでしまった。一緒になった相手。その人は私に薬を盛ったのだ。その時には完成させた当初より価格も安くなっていた為に手に入れやすかったのもあるのだと思う。数日ほど経ってから話を聞いたから薬を吐き戻すことも出来ない私は絶望した。不老不死という尽きない命と言う人生に……。  
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