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私
前までは
妻の夢を見ることがあったが
もう夢に出てくる事はなくなった
妻の私物を処分できないでたのは
私の心の弱さだ
妻の物を処分する=忘れること
繋がると思っていた
物は物でしかない
妻ではない
女々しく妻の物を大事に保管するより
いらない物は
処分し
大切な物は大事に保管し
いつか
子供達に渡せる物は渡していきたい
今の私は
失ったと思った半身は取り戻した
自分の足であるだけのようになった
妻が背中を押してくれたような気がする
「もう十分だよ」と
「自分の時間を大切にしな」
だから、私も前に進むことにした
小さくても
確かな一歩を踏み出していく
妻や子供達に依存する時間は終わりを告げた
これからは
私は私の道を歩いていく
きっと
妻が望む願いだと思う
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