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前までは 妻の夢を見ることがあったが もう夢に出てくる事はなくなった 妻の私物を処分できないでたのは 私の心の弱さだ 妻の物を処分する=忘れること 繋がると思っていた 物は物でしかない 妻ではない 女々しく妻の物を大事に保管するより いらない物は 処分し 大切な物は大事に保管し いつか 子供達に渡せる物は渡していきたい 今の私は 失ったと思った半身は取り戻した 自分の足であるだけのようになった 妻が背中を押してくれたような気がする 「もう十分だよ」と 「自分の時間を大切にしな」 だから、私も前に進むことにした 小さくても 確かな一歩を踏み出していく 妻や子供達に依存する時間は終わりを告げた これからは 私は私の道を歩いていく きっと 妻が望む願いだと思う
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