いきがる奴ほどよく喋る

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俺が、内海だとようやく理解したようで あの猫撫で声をやめ藤原はこう話しかけてきた ‌「なに? キモオタ陰キャが髪型変えたところで私たちの犬なのは変わりないわけだし笑 」 ‌そう言うと取り巻きらしき……たしか石上だったはず ‌だ。石上が維持の悪そうな顔で ‌「お前が変わろうがいつまでもクソキモイ陰キャなんだよばぁか!」 ‌「「「ゲラゲラゲラゲラ」」」 ‌すると他の取り巻きたちも便乗するように笑い出す ‌やはりどこまで行ってもこいつらはクズみたいだ。 ‌俺はまた1つ我慢をやめようと思う…… ‌俺は前にあった机を蹴りつける けたたましい音とともに机が叩き折られる。 それを見た彼らはさっきまでの威勢はなくまるで蛇に睨まれたように動けなく、見る影も無い。 俺はできるだけ怒気を込め 「俺に二度と関わるな 。」 そう言うと一目散に逃げていく取り巻きたち それに怒った藤原は 「何してんのよ! 役立たず! 所詮はクソオタクじゃない!」 俺はつくづく自分のいい方向にしか頭の動かない 頭お花畑野郎かともう、呆れてモノもいえなかったが 俺はもう一度怒気を込めて 「2度は無いぞ……」 そう言うと藤原達は引くようにして逃げていった。 しかし、俺は内心酷く緊張していた。 当然だ我慢を辞めるって言ったって相手は今までいじめてきた相手だ怖くないはずない。 「これなら、その辺の不良相手にしてる方が余っ程いいよ。」 ほんとに心の底からそう思った。 そこからは何かされるわけでも放課後呼び出されてリンチにされると言った展開も無く、俺は内心安堵しながら 家路につく今日の晩御飯何しようかなぁと、考えていると 路地裏からか細い悲鳴が聞こえる 「や……やめて」 少し迷ったがどうせ半年しか無い命だ 俺は声の聞こえる方向に向かった…… また1つ俺は我慢をやめる 更新遅れてすいません! これからも『余命宣告を受けたので取り敢えずやりたいことしてみたら……』をよろしくお願いします!
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