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何もかも終わってしまえば、ずっと思って今
やっと終われそうだった。
「ねぇ」
と頭上から透き通る声で語りかけてきたのは
とてもキラキラとカーテンからこぼれ落ちる静かな光のような、そんな色をした目が印象な男の人だった。
ー。少しの間の沈黙の末に口を開いたのは僕だったがそれと同時にまた彼も口を開き、どちらかが喋ろうとすればするほど呼吸ともにズレていく。諦めもせずに話しかける二人の
姿は、他から見たらどんな様子だったのだろ
?
気づけば、時計の針だけが部屋に鳴り響き
僕は少し朦朧としていた。
僕の様子が変だと思ったのだろうか?
彼は薬の束を蹴りながら急いで走っていった
泣きそうなかおをしていた。
時刻は今、午前2時。
ウトウトと寝そうになっていた僕に強烈な痛みを覚えた、
吐いた、そして混じった溶けかけの薬を飲もうとした
したかったけど彼に見つかった
僕は平然と装うが嘘つきでも必ず粗が出る。
何分たったのだろう彼は泣いて髪をかきむしったむしるむしるむしる、むしった。
てには数本の髪の毛と大量に血が流れていた
私は止めなかった。
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