五.私の旅

1/2
前へ
/14ページ
次へ

五.私の旅

春風と共に旅に出る。 人生という名の旅に。 今度は私の番だ。 でも、きっと又帰ってくる。 そう信じて、私は一歩踏み出す。 あの日父が作った歌を口ずさみながら。 『お別れのベルよ高らかに響き渡れ  あの空にこの町にお前の胸に 春風列車 それぞれのレールを見つけて せーので飛び乗りさよなら』
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加