カウンセリングの先生

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急いで光が漏れている所に指先を入れて開けようとするが、焦っているせいで気付かなかったのかドアノブがあった。 僕はゆっくりとドアを開けた 時刻は午前1時。 ワタシは患者のカルテをまとめていたが かなり長く整理をしていたのか首から音が鳴るほどやっていたため休みがてらにコーヒーをいれようとした瞬間ー 外から者がした。 『カリ…カリカリ』 と猫が爪でドアをかいているような、やけに耳障りな音が真っ白な部屋に響く。 またか こうゆう事は初めてではなかったワタシは 外がどんな事になっているのかを予想しながらドアの方へ歩みを進める。 前には学校から、病院の廃墟からと色んな所からワタシに助けを求めてくる子がいた、 “だから同じような子が来る”と ワタシはドアノブに手をかけた。
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