1146人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、あん…!」
「犬かよ」
「っんぅぅ…、」
「それも甘える犬じゃん」
「ううううう、……全否定ぃぃ!」
「ははっ、待って、腹痛い…っくく、」
画面の中のAV女優を、一生懸命真似してくれた美波ちゃん。
愛らしさ満点のポメラニアンに仕上がった彼女の“喘ぎ声”は、俺のあらゆるツボにハマって、もうネジ何本か飛んでった。
「あ、あんあんっ!」
おいおい、再チャレンジしないでよ。
そんな必死な顔で頑張ったってアンパンマンのチーズでしかないんだって。
「…ふっ、待って…もういいから…っくく、一回黙ってて。」
「ううう、笑わないでぇ!!」
「あはは…っ」
真っ赤な顔でぷくーっと頬を膨らませた美波がおかしすぎて腹痛い、本当。
ねー、なんでそんなに可愛いの?
…本当に飼いたい。世話したい…。
「…、もうこうなったら、実践、しかないかと。」
散々俺が笑ったからかな?
ムッとした顔のまま、やけになったように大胆な発言。
実践…、実践って、……あんたちゃんと分かってんの?
「…積極的ね。」
据え膳食わぬはなんとやら。
そっちがその気なら、俺は喜んで乗っかるよ?
でも、途中で嫌って言っても止められない可能性あるからね?
その覚悟はちゃんとしろよ?このど天然娘。
最初のコメントを投稿しよう!