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「魚も可愛かったけど…気持ちよさに痙攣しちゃうみーちゃん、すこぶる可愛いね。えっろい。」
「あ…ぅう、」
耳元で囁きながら、コリコリ胸を弄ると良い声で鳴く美波。
ああ、…本当愛おしいなぁ。
流石にいきなり最後までする気はない。
少しずつ慣れていってくれれば、って思っているのに、あまりにも可愛い反応ばかり示す美波に誘惑されっぱなし。
この子に出会ってからずっとだ。ずっとずっと…無邪気な可愛さに翻弄され続けている。
「あーもう、可愛い、美波ちゃん。
どうしよ、俺もこんなの初めてでどうしていいか分かんないや。」
「昴くん…?」
強く抱きしめると、キョトンとした声を出しながら、そっと背中に手の感触が触れる。
ああ、ほら、こうやって自然に抱きしめ返して。
共演したのが俺じゃなかったら、…他の俳優にもこうやって頼ったりしてた?
そう考えたら堪らなく胸が苦しい。
…よかった、俺で。
なんて、美波からしたら良かったのかどうか分からないけれど…、
大丈夫、美波にだって相手が俺で良かったって必ず思わせて見せる。
「みーちゃん、俺以外にこんなこと頼んだら絶対ダメだからね。絶対俺だけ。分かった?」
「ん。…分かった。絶対昴くんだけ。」
「…。」
即答してくれるの?
可愛いね、可愛いね、可愛いね。
何度言っても足りない、そのくらい美波は“可愛い”で溢れてる。
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