Seen6 これはレッスンじゃない

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「…っ、ん、ふ、」 『案外、可愛い声でんじゃん』 服の裾から入ってきたやや体温の低い手が下着を引き上げて胸先をいじる。 首元にちゅ、ちゅ、とキスを落としながら背中に回った右手が下着のホックを外した。 激しいキスに期待して膨れた突起をコロコロ人差し指で転がして、『胸弱いんだな。気持ちいなら正直に言えば?』と挑発するように目を細めるのは、昴くんではない。…拓人だ。 慣れない刺激に、口元を押さえながら、『…誰が。』とやっとの思いで彼を睨みあげた。 ニヤッと笑って、やや手荒に私の服を脱がせた拓人は露わになった白い膨らみに唇を這わせた。 「…っんん、」 くすぐったくて身を捩る私の手に自分の手を重ね、胸元からこちらを見上げる彼は、決定的な刺激を与える瞬間を見せつけるように尖らした舌先でツンっと敏感な場所を弾いた。 「…っ、んぅ、ぁ、」 あられもない声が広い室内に響き、恥ずかしさに悶える。 どうしよう…きっと愛菜はこんなことに恥じらいは覚えない。 こういう妖艶な雰囲気さえも楽しんでしまうほど経験豊富な女なのだから。 …でも、私はどうか? 好きな人に、かろうじてショーツだけを身につけた卑猥な姿を見られて、とても平気ではいられない。 スイッチが入ったように、激しく吸い付く彼の舌が、緩急をつけて私を責めあげた。 お椀型の白い膨らみに指先を沈ませて、温い彼の口内でいいように弄ばれている。 「…あっ、や、…だ、…ぅう。」 『…嫌なの?元ビッチのくせに…、エロい声聞かせろよ、愛菜。』 「…っ、」
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